造園工事|富山県のガーデニング・エクステリア・庭づくり・造園の提案施工「野上緑化」
造園空間は「用(機能)」と「景(見栄え)」の絶妙なバランスで成り立っています。
私たちはお客様や利用者の視点に立ち、プロとして責任ある施工をさせて頂きます。
高志の国文学館
旧知事公邸の豊かな緑を「屋敷林」に見立て、そこに寄り添う九つの庭のアンサンブルとして整備されました。特に「雑木の庭」は約30年前に造園家・稲垣丈夫氏により作庭された近代和風庭園の本流であり、時を経て成熟した風情をたたえております。今回の整備でも、そうした作風を継承しつつ、万葉の植物を部分的に配して来館者の方が庭でも楽しめる構成となっております。
建主 富山県
建築設計・監理 CAn
ランドスケープ設計 設計組織プレイスメディア
某工場庭園
富山市内にある某企業様がCSR活動、ISO14001活動及びES(従業員満足度)向上に寄与することを目的として整備した約3,000m2の庭園。庭園内には木本が150種、草本が110種と多彩な植栽が施され、滝や池を整備し、野鳥、昆虫などの生物多様性空間の創出も図られている。
設景・施工 野上緑化
富山市常願寺川パークゴルフ場
常願寺川河川敷を利用した全18ホールの本格的なパークゴルフ場。晴れた日は立山連峰を望みながらプレーでき人気があります。また、電源は太陽光を利用し、自己処理浄化槽を備えた環境配慮型バイオ水洗トイレがあります。
発注 富山市
施工 野上緑化・柴崎農園特定共同企業体
完成 平成27年3月
PASSIVETOWN
パッシブデザインをもとに創り出された、21世紀のあたらしいまち。黒部の豊かな自然をそのまま活かし、より快適な住まいと、真に持続可能な社会の実現のために、先進的なまちづくりのモデルとして世界に発信され、地域全体の発展につながっています。
ランドスケープ設計・監理
設計組織プレイスメディア

都市緑花|富山県のガーデニング・エクステリア・庭づくり・造園の提案施工「野上緑化」
緑の量の増大をねらう「緑化」から、
花や緑を工夫を凝らして活用し、明るく快適な空間づくりを行う「緑花」へ。
富山市民病院
緩和ケア病棟屋上庭園
建主 富山市
設計 タムラ設計
建築 タカノ建設・前田建設共同企業体
仕様 東邦レオ Rパレットシステム
植栽植物 フィリフェラオーレア、ハイビャクシン、フイリヤブラン、ハーブ類など20種以上
湿潤荷重 60kg/m2
公園管理・運営|富山県のガーデニング・エクステリア・庭づくり・造園の提案施工「野上緑化」










近年、都市公園を取り巻く環境は激変しております。
2003年に指定管理者制度が導入され、管理運営を自治体以外の多様な団体が行えるようになり、弊社も2009年度より指定管理者として活動しております。
また、2017年の法改正では、民間事業者が都市公園で収益を上げるための施設を整備することがこれまでよりもやりやすくなるなど(「公募設置管理制度」Park-PFI)、人口減少社会を迎え、社会資本を維持していく予算増加が見込めない中で、都市公園などのグリーンインフラの価値を高めながら活用し、使いこなすアイデアが求められています。
我々は、これからも「公園」を核として地域のブランドを高め、コミュニティを活性化させていくエリアマネジメントを進めてまいります。















施設・設備管理
利用促進
自主事業
市民協働
安心・安全
富山県空港スポーツ緑地HPはこちら 魚津総合公園HPはこちら
弊社に所属する4名のTree Doctor(樹木医)が、
それぞれの専門分野に応じた調査、診断を行います。




樹木や花も人間と同じ様に怪我(物理的損傷)もしますし、病気にもなります。しかし、樹や花はその場から逃げたくても動くことができないうえ人間のように言葉を話す事ができません。 そんな時、植物のSOSをいち早くキャッチし、どこが悪くどうして欲しいのか、どうすれば元気になるのかなど、植物の声を聞くのが樹木医です。 わたしたちは、植物の周りで表れている事象の本質を見抜き、的確に対処することで、お客様の大切な「みどり」を守り育てます。
出典:右図 東邦レオ株式会社 新・緑の仕事p78の図を加筆修正












残念なことですが、近年、倒木や落枝による事故が後を絶ちません。街路樹や公園樹の都市樹木はもちろんのこと、人や車の往来が予測できる場所の自然木に至るまで、その安全性の確保を行わなかった場合、事故発生時には管理者は管理瑕疵に問われる可能性があります。樹木のハザード診断は、樹木医の中でも特殊技能を取得した専門医が、樹木からの危険信号をいち早くキャッチし、的確な観察と客観的なデータ解析に基づいた適切な処方をお示しします。
街路樹等を原因とする被害で管理者の損害賠償責任が問われる場合の根拠法は「国家賠償法2条」と「民法717条」となります。特に事例.3での判断の中では、事件後に実施された精密診断で不健全な樹木が伐採されたことから、目視点検等のパトロールは、倒木の危険性を見極める上で不備なものであったと指摘されました。多くの事故は示談で処理されることが多いようですが、適切な管理を怠ったことで発生した事故により、都市に潤いや彩りを与えてくれる街路樹等の不要論に繋がらないとも限りません。「樹木のリスクマネージメント」は街路樹や公園樹等を管理する我々にとって重要な課題となっております。
1.初期診断
倒木などの危険性の高い樹木を迅速に発見して適切な処置を行うとともに、専門診断(外観診断)の必要な樹木を抽出するために行うスクリーニング調査。
樹木を叩いて生じる打撃音を数値化し、腐朽の有無を調査します。
2.専門診断/外観診断
クラウス・マテック氏のVTA理論を基本に、樹木の外観を目視と診断用具によって診断するもので高い専門知識と経験に基づく技術が求められます。特に街路樹においては専門資格である街路樹診断士が行います。
3.精密診断1 貫入抵抗測定(弱度破壊)
外観診断によって精密診断が必要とされた樹木について行う診断であり、樹木診断機器により腐朽状態や腐朽量を測定し、腐朽や空洞の程度を数値的に把握し、客観的なデータに基づき判定を行います。
直径3ミリの細いキリを測定部に回転貫入させ、切削にかかる抵抗値を測定します。腐朽部や空洞部は健全部に比べ抵抗値が少ない。測定値の信頼度が高い精密診断のスタンダード。測定は直径300~1,000㎜まで可能。
4.精密診断2 多点式応力波速度測定(弱度破壊)
樹幹にセンサを取り付け、そのセンサを打撃して応力波を発振し、他のセンサに応力波が到達する時間を計測します。一般的に異常部は健全部に比べて振動波の到達時間が遅くなります。大径木の測定も可能であり、多断層で行うことで3Dでの可視化が可能。
5.精密診断3 放射線CT測定(完全非破壊)
γ線(放射線)を使用し、非破壊で測定部の断層撮影を行ういます。γ線は物質密度の高低によりその透過能力が異なり、また、物質の厚さによっても到達線量が異なることを応用しています。線源は微量放射線源であり法規制外。さらに、レザーユニット採用により樹幹測定断面の凹凸形状の同時記録が可能。
樹勢が衰える原因は様々です。枯れても植え替えることができない記念樹や保存樹などの調子が悪くなった時は、とにかく早めに対処することが必要となります。
弊社は、永年培ったノウハウと技術を駆使し、皆様方の大切な樹木の樹勢回復に最善を尽くします。
1.現地調査
2.室内調査
3.処方案作成
現地調査の内容をもとに、処方案を作成いたします。
了解を頂けましたら施工へ取り掛かります。
4.処方・施術・施工
5.検証・追跡調査



技術資料・コラム
多点式応力波速度測定によるCT表現の実証比較 | 2012年 樹木医学会第17回大会ポスター発表 | 636KB |
都道街路樹における診断試行(1) | 2012年 樹木医学会第17回大会ポスター発表 | 590KB |
砺波散居の屋敷林について | 2013年 TREE DOCTOR No.20 | 1.96MB |
造園コラムその1 土壌改良材バーク堆肥 | 2011年 真行草 | 491KB |
造園コラムその2 屋上緑化について | 2013年 真行草 | 387KB |
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〒939-8253 富山県富山市新保 271
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